当院での不妊治療
1.どのクリニックでも同じ不妊治療だと思っていませんか?
2.不妊治療を開始して1年以上経っていませんか?
3.ご自身の卵巣予備能をしっかりと理解していますか?
4.あなたの卵巣機能に合わせた卵巣刺激がされていますか?
5.成熟卵を求めた採卵ができていますか?
6.信頼できる顕微授精が実施されていますか? (受精率が悪い…)
7.培養室は本当にクリーンルームになっていますか? 実際見せてもらえますか?
8.胚移植はすすんでいますか?(採卵はしているのですが…)
9.胚移植あたりの妊娠率、採卵あたりの妊娠率を理解していますか?
10.結果がでないのに同じ治療を続けていませんか?
当院では、不妊治療がなかなか進まず、不安に思われている患者様には、院長、当院の不妊担当コーディネーターができる限りの問診をさせて頂きます。
※当院では前医の紹介状は必須ではありません。
※また、前医での検査結果を持ってきて頂ければ当院での検査の省略が可能です。
大手町ARTクリニックの
3つの約束
1.患者さん一人一人の状況に合わせて
治療法を考え提案します
不妊症の原因は様々です、また、患者さんの年齢等の状況によっても取り組むべき姿勢も様々です。
当たり前のことですが、個々の患者さんにとって最適と考えられる治療法を考え提案します。
できるだけ負担が少なく、かつ、早期に妊娠に至ることを目標として、患者さんとともに治療に取り組みます。
2.患者さんの思いを受け止め診療を行います
不妊の治療を受けるのは、実は非常に大変なことです。
時にはつらい思いをしながら、辛抱強く通院される方の思いを、私たちもしっかり受け止め診療にあたります。
客観的に診療にあたるため、表には出しませんが、患者さんの思いを、我々は決して忘れません。
3.エビデンスのある最新の治療法を積極的に取り入れ、
最適な治療法を提供します。
不妊治療でできることは、少しずつですが進歩しています。しかし、時には明確なエビデンスがないままの治療法が流行することもあります。私たちは、流行に流されることなく、それでいて有効で明確なエビデンスのある治療法は積極的に取り入れ、最新の治療法を提供します。
治療を受ける方がすべき
3つの事
自ら改善できることに取り組みましょう
自らの生活行動に不妊である原因が隠れていませんか?喫煙、過度の飲酒習慣、肥満、痩せすぎ、不規則な生活習慣や偏食など。まずは、それらを克服することが妊娠への近道です。また、生活行動に問題がある方が妊娠した場合、妊娠期間中にも母子に問題が起こりえます。健やかな子供を家庭に迎えるために、自身の身体を赤ちゃんを健康的に育てられる健康的な状態に変えること、それを第一に考えましょう。
旦那さんも治療に重要な役割があることを
認識しましょう。
多くの場合、通院や治療に負担がかかるのは女性ですが、男性も妊娠成立のためには欠かせない存在です。その役割は精子を提供することだけではありません。奥さんに寄り添い支え合う事を忘れないようにしましょう。また、愛煙家の方は、精子にとって有害な喫煙をやめる事、それは不妊治療の絶対条件です。
ご夫婦で、治療に取り組む姿勢について
話し合いましょう。
私たちは、基本的な治療スケジュールにのっとり、負担の少ない治療からお勧めしたいと考えています。ただ、治療を受ける方にはそれがもどかしく感じたり、やりすぎと感じることがあるかもしれません。どのように治療を進めるのか、それを決めるのは治療を受ける方自身です。そのためにも、どのように治療を進めたいのか、ご夫婦で常に話し合い、その方針を私たちにお伝えください。私たちは、皆様と共にゴールへ向かって歩むパートナーでありたい、そう考えています。
「子供が欲しいから検査・治療を希望する」
という方でも、
その程度には非常に差があります。
不妊治療が初めての方、または
他院で検査・治療歴(タイミング:人工授精まで)のある方
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2.動画視聴・ZOOM説明会受講
受診が始まったら可能なときに動画の視聴・zoom説明会の受講をお願いしております。
内容は不妊症の概要や、原因・妊娠成立の流れ、当院の検査・治療の流れについてです。
安心して検査・治療に取り組んでいただけるよう、情報提供させていただいております。
初回受診時に、ZOOM説明会の参加方法をご説明いたします。。
当院では、「不妊症とは何か」、「不妊症の検査・治療とは何か」、初めにきちんと説明の上で
診療に取り掛かりたいと考えております。そこで、当院の生殖医療科に初めて受診される方には、
ご自宅での動画の視聴・ZOOMでの説明会を受講していただくようにお願いしております。
当院の不妊カウンセラーより、当院の医師監修のもとで用意した資料を基軸として
皆様にご理解いただきたい点について詳しくご説明いたします。
受診が始まりましたら是非、お時間を見つけて早い段階での受講をお願いいたします。
「来院目的:ZOOM説明会」よりご予約いただき、説明会の受講を宜しくお願い致します。
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3.検査開始
治療開始前には現状を正しく把握し、適切な治療に結びつけるために、必要な検査を実施します。
初回の検査は 来院目的:初回検査(月経D2ー5 AM) で予約をお取りいただきます。
2回目以降の検査は 来院目的:妊娠希望(検査周期)で予約をお取りいただきます。
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4.検査が一通り終了した上で、ご夫婦と治療方針の相談
その後に治療開始になります。
来院目的:治療計画 でご夫婦で受診
その後、計画した治療計画に沿って治療開始になります。
治療開始後は 来院目的:妊娠希望(治療周期) で予約をお取りいただきます。
他院で体外受精以上の
治療を実施中の方
他院で体外受精などの治療を実施中・実施後の方は
WEB予約 来院目的:初めて受診(不妊に関する相談・検査・治療)でご予約いただき
紹介状・診療情報提供書を持参し受診をお願いいたします。
紹介状・診療情報提供書が受診までに準備ができない場合は受診開始後でも対応可能です。
ただし、治療回数の確認の為に、必ず当院での治療開始前に、必要になります。
不明な点はお電話にてご相談ください。
※タップで発信します
施設紹介
当院は、日本産科婦人科学会認定ART登録施設です。
生殖補助医療(体外受精・顕微授精・胚移植)を保険適応で実施可能な施設です。
不妊治療に関わる先進医療を提供可能です。(先進医療に関しては、助成金の申請が可能な自治体もございます。)
不妊治療に関わる各種自費検査・治療にも積極的に取り組んでおります。
スーパークリーンルーム
当院の培養室は、高度なフィルターを介してナノレベルの塵まで取り除いた空気を循環させたスーパークリーンルームです。
ナノレベルの塵まで取り除いた室内の空気清浄度はISOclass1レベルを保ちます。
通常の培養室の空気清浄度はISO規格のclass6~7相当(病院の手術室と同レベル)で多少の粉塵を含んでいます。
当院の培養室環境はそれら通常の施設と比べ遥かに清浄で、全く塵を含まないと言っても過言ではありません。
異物にさらされない、安心できる環境で皆様の卵子をお預かりします。
ナノ分子の研究を行っている研究者がその空気清浄度に自信を持っている姿を確認して導入を決めた、当院一の自慢の設備です。

VOCフィルター
VOCとは揮発性有機化合物のことで、建物の建材等から発生するホルムアルデヒドなどのことです。
我々は培養室と培養器に流入する空気チューブにVOCフィルターを設置し、空気中に溶け込んだ有機化合物を取り除き、きれいな環境で皆様の卵子と胚をお預かりします。
VOCフィルターを設置することで臨床成績の改善の報告があり、よりよい環境での治療をすすめています。
タイムラプスインキュベーター
体外受精や顕微授精のために皆様からお預かりした卵子の受精状況と、その後の胚の発育具合をこまめに撮影し観察します。
培養器から外に出すことなく安定した環境で胚の培養を継続できるため、より適切な胚の評価が行えます。
移植の際の胚の選択をより適切に行うことで、治療成績の改善が期待できます。


紡錘体観察
顕微授精を行う際の顕微鏡には、紡錘体観察を可能にする特殊なフィルターが装着されております。
顕微授精の受精成績の改善のためには、卵子の紡錘体を避けて針と精子を挿入することが大切とされています。
当院ではそれを確実に行える用意があります。
3D経膣超音波
妊娠のためには、良い卵や胚を獲得することだけでなく、子宮内の環境もよくなければいけません。
子宮内の環境を評価するためには様々な方法がありますが、ポリープや粘膜下筋腫、子宮奇形の評価のための最新の方法が3D超音波です。
一般のクリニックに設置されることはほとんどありませんが、よりよい子宮の評価方法を追求する院長のこだわりで導入しました。


軟性子宮鏡(子宮鏡検査)
デジタル画像で子宮内の状態を鮮明に観察可能な子宮用の内視鏡装置です。
子宮内膜ポリープや子宮粘膜下筋腫の状態の確認や、子宮内膜炎の評価、選択的卵管通水のために使用します。
細経で、痛みを感じにくいオリンパス製の装置を使用しています。
設置されている施設は少ないですが、当院ではよりよい子宮の評価方法を追求する院長のこだわりで導入しました。
硬性子宮鏡(子宮鏡下手術)
当院では、子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫の切除のための硬性子宮鏡も用意しており、子宮鏡下手術が可能です。
子宮内の因子により妊娠しにくい状態と考えられた場合、スムーズに加療に取り組めます。


レントゲン撮影装置
子宮内や卵管の評価のために、透視撮影が可能なレントゲン撮影装置を設置しました。
院内で子宮卵管造影検査が可能で、卵管因子や子宮因子についての詳細を確認できます。検査に伴う痛みをできるだけ少なくするための工夫を凝らして検査を行っています。
撮影した画像はデジタル現像し、診察室にあるモニターで説明いたします。
ホルモン測定装置
(cobas e411plus、ロッシュ)
排卵誘発中の各種ホルモンのモニターや、卵巣予備能の評価、黄体機能不全の診断、妊娠判定などに使用します。
院内で迅速に測定結果が得られるため患者さんの状態にあわせて素早く対応することができます。
